103系N40リニューアル車
関西地区で活躍する103系に施されているN40リニューアル工事施工車の製作記を掲載致します。

戸袋窓・妻窓の閉鎖
GM製101系キットを種車に使用します。
103系キットのボディは箱状の一体型なので窓埋め等の加工が難しくユニット窓の為、窓枠の形が若干違っています。
その点、101系キットは窓枠の四隅にRが付いており、窓枠を加工する手間が省けるので楽です。
戸袋窓の大きさに合わせたプラ板で戸袋窓を埋めていきます。この時に段差や隙間などが生じない様に丁寧に埋めていきます。
もしも、段差や隙間が出来てしまったら瞬着とヤスリを駆使して平滑化していきます。
段差もなく綺麗に埋まったら戸袋窓の閉鎖は終わりです。
次は、妻窓の閉鎖に移ります。
続いて、妻窓の大きさに合わせてプラ板を切り出し妻窓を埋めます。
この時に隙間や段差を発見したら瞬着をパテ代わりにして平滑に仕上げていきます。
平滑化が終了すれば戸袋窓と妻窓の加工は終了です。
このまま組み上げれば、特別保全工事車となります。
窓枠の加工・雨樋の張り上げ屋根化
窓枠の加工に入ります。
田の字型の窓枠の下の縦線部分を切断し逆T字型にしてしまいます。車端部の窓は1枚窓化します。
この作業は丁寧に行なわないと窓枠が”ポキッ!”と折れますので慎重に!
ココからは、雨樋の加工に入ります。
私は、エバーグリーンの0.5mm×1.0mmのプラ帯材を使用しました。
上記のプラ帯材を元の雨樋の上辺に合わせて接着します。
この時に隙間が出来てしまうので、瞬着を隙間に流し込む様にたっぷりと盛り付けます。
瞬着が乾いたら、元の雨樋のモールド部分が側面と平滑になるように、ひたすらヤスリがけをします。
平滑化が終了したら、貫通扉をトレジャータウンの西日本更新車用扉に変えます。
プライマーを吹いた後に、塗装をして出来上がりとなります。

Last Update:04/12/1
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