近鉄 12410系
近鉄が、名阪特急の3連化用に製造した形式で12400系の後継車です。
後の4連化時には、サ12560が増結されましたが床下にクーラーを設置するなど、一風変わった車両です。
今回は、ドア配置の違う「ク12510」と床下にクーラーを搭載する増結車「サ12560」を含む改造記です。

工程1
用意するものは、もちろん近鉄12400系のキット一式+制御電動車(モ12400)と
中間車(サ12550)の側板と制御車用?の床下機器(型番は”C”)を1つです。

(其の壱) 側板4両分&ドアパーツ
工程2
準備物 (其の弐) 屋根・床板4両分&床下機器4両分(A×2、B×2)
工程3
準備物 (其の参) モ12400用の側板&サ12550用の側板&床下機器C
工程4
ここからは加工に入っていきます。
まずは、モ12400の側板を切り出し、車端部側から8.5mmの所に線を引き、切り継ぎの目安とします。
工程5
次に、カッターのこにて切り離します。
この時に印の所から若干余裕を持って切り離し、後で調整します。
この時に斜めにならない様に慎重に切断し、切断面をやすりがけして整えます。
(このとき切り離した窓パーツは後々使用しますので、保管しておいてください。)
工程6
所定のところまで削り終えたら、ドアパーツを仮置きし、もう一枚のモ12400の側板と並べながら長さを揃えます。
長い場合は再度やすりにて微調整をします。
工程7
長さが揃いましたら、瞬間接着剤を流してドアパーツを固定します。
継ぎ目を丁寧に処理して継ぎ目が見えなくなればOKです。
反対側の側板も同じ要領で改造してください。
次からは、「サ12560」の製作に取り掛かります。
工程8
ク12510は、前回扉を移設した側板と前面および妻面を接合します。
この時、いきなり箱型にせずL字型に組み、接合部を仕上げてから箱型にします。
コレで、ク12510の加工は終了です。
工程9
続いて、モ12410とモ12460は車体更新後の姿にするため、小窓部分をドアパーツのランナーに付属の窓埋め材で埋めてツライチにしておきます。
(確認には、サーフェイサーを使用すると確認しやすいです。)
サーフェイサーを吹いて問題なければ妻板と接着します。(必ずL字型に組んでから箱型に)
工程10
近鉄12410系を製作する上で一番難易度の高い「サ12560」の製作にかかります。
初めに中間車のボディを用意し、ドアのある側の妻面から9.5mmの位置に線を引き切断します。

 NEXT長くなりそうなので・・・。


Last Update:06/8/26
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