JR西日本 113系800番台
West Japan Railway series"113 Type 800"

主要諸元
登場初年 1986年
使用電源 直流 1500V
制御方式 抵抗制御(1C8M制御)
ブレーキ方式 発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ
最高速度 110km/h
台車形式 M車系 T車系
DT21B TR62
実車概要
113系800番台は、1986年11月の福知山線・山陰本線の城崎までの電化完成に伴い電車化されることとなったが、当時の国鉄財政がひっ迫していたために新造車ではなく改造車で賄うこととなったため登場した。
改造に必要な車両は各地で運用されていた車両を複雑にやり繰りして捻出され、日根野、奈良、網干、幕張の各電車区から集められた。
主な改造内容は耐寒・耐雪工事が施工された。これは、日本海側の降雪地域に乗り入れることに配慮したものとなっている。(側扉の半自動化、ドアレールヒーターの取付など)
種車となった0番台には制御電動車が存在しなかったが、輸送需要に備えて一部の中間電動車に運転台を取り付けて制御電動車とした。
この時誕生した制御電動車(クモハ112-800、クモハ113-800)は113系2000番台に準じた運転台ブロックが取り付けられたため、非ユニット窓の側面に運転室拡大タイプの運転台が取り付けられるという現象が初めて発生している
2両編成(14本)と4両編成(9本)が誕生し、主に2両編成が福知山周辺の閑散線区で、4両編成が大阪からの直通列車に使用された。
1991年9月には、七尾線の津幡〜七尾間が直流電化されることとなり、交直両用電車が必要となったために当時特急「北近畿」で走行していた485系から交流機器を捻出して、113系800番台に取り付けて交直両用電車(415系800番台)化改造されることとなった。
その後、更に3両編成を2両編成化するためモハ113に運転台を取り付け113系3800番台化された。
現在は、3800番台も含めて福知山線からは撤退したが山陰本線の福知山〜城崎温泉間などでは高速運転対応車の5800番台が在籍している。
JR京都線 大阪駅〜新大阪駅間にて JR神戸線 大阪駅にて
山陽本線 安芸中野駅〜中野東駅間にて 山陽本線 天神川駅〜向洋駅間にて
 
山陽本線 広島駅〜横川間にて  
福知山線 福知山駅にて 福知山線 福知山駅にて
福知山線 福知山駅にて 福知山線 福知山駅にて
福知山線 福知山駅にて 福知山線 福知山駅にて

Last Update:13/11/1
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