改良点は、車内設備を221系と同等のもの（座席の2+2列配置など）とし、走行性能を130キロ運転対応化とした。
座席配置は2+2列配置に戻ったが通勤需要に合わせるために扉間の座席数が6脚から5脚へ減らされたが、これではデータイムの着席座席数が減ってしまうため扉脇の座席の背面に補助座席を装備し、これを使用することにより最大着席数は221系を上回るようにした。
車体は軽量ステンレス製とされ、前頭部は普通鋼製。側面は130キロ運転に伴い剛性アップが欠かせないことから戸袋窓が車端部を除いて廃止されヒモ出しビードが装備されている。
制御装置はＩＧＢＴ素子を使ったＶＶＶＦインバータ制御方式であるが１Ｃ１Ｍとして補助電源が万が一にでもダウンした際には4群あるうちの1群を補助電源回路へ切り替えることが出来（車外からの手動式）、最寄駅までの運転が継続できるようにしている。
台車についても130キロ運転対応化がなされた新型台車を装備し、高速でも安定した走行ができるようになっている。
