JR四国の2000系気動車や智頭急行のHOT7000系気動車をベースに開発された制御付自然振り子式気動車でカーブ進入時に遠心力による自然振り子作用前に油圧シリンダにて車体を予め傾斜させることにより乗り心地を大幅に向上させている。
走行用機関にはコマツ製ディーゼルエンジン（450ps）を1両につき2基搭載しており、山岳区間においても高い加速性能を有している。
岡山〜鳥取を結ぶ「スーパーいなば」に使用される500番台は智頭急行線を走行するためATS-Pを搭載しているため車内のインテリア配置が変更となり、上郡方の乗降用扉が乗務員室の直ぐ後になっている。それ以外の変更点としてクーラーが増設されている。
なお、通常は「スーパーいなば」のみに使用されているが0番台・10番台が故障や検査等で不足した際に代走に駆り出されることもある。
